次世代の経営者やリーダーが「クリエイティブ・リーダー」として成長するための勉強会、第1回目が5/23に終了しました。
The Leadership Circle(TLC)の考え方をもとに、自分のリーダーシップの強みと課題を見つけ、成長を促進させることを目的としています。
また参加者がお互いに切磋琢磨しながら、成長をサポートし合えるように ディスカッションを中心に行っていきました。一部ご紹介します。
5/23のメインテーマ「操作」
【1.グループ・ディスカッション】これからの時代に求められるリーダーとは
参加者の皆さまから出てきたご意見です!
・他者とつなぐ
・絶対的な信頼関係
・徳のある人間
→部下を家族のように扱うことにより勝手にリーダーがつくられていく
・異なる価値観を持つ人間を一つにする力を持つ
ビジネスイメージ・人を動かすことができる
→自発的な坑道をうながし、正確に成果に導く
・尊敬できる
・共感
・人の話を聞く
・感性豊か
・居るだけで存在感がある
・責任を取る
・調整型
・社会の利益のために働く
・変化に柔軟
・決断力
これらはTLCが提唱しているクリエイティブ・リーダーの5つの資質
「他者との関わり」「自己認識」「本質」「全体認識」「目標達成」に
当てはまるものばかりでした。
【2.解説】「操作」の行動やふるまい
任務への完遂、個人的な達成感、権力、他者へのコントロールなどを通じて、 自分の個人的な安心感や価値を確立しようとする傾向があります。
【3.解説】「操作」の才能と長所
・継続的な向上を追求する
・多くの状況において秀でる
・成果を上げる
・他者への影響力がある
・主導権を握り、行動に移す
【4.グループ・ディスカッション】「操作」の弊害
リーダーが「操作」の傾向がある場合、どんな弊害があるか挙げてもらいました。
・他人が動かないことに疲れてしまう
・反発される/部下が動かない
・伝え方が下手 ・部下を傷つける/育たない
・目標が目的になってしまう
・成果は出せるが「幸せ」ではない
・挫折を味わいやすい
・ついてこれない人が出る/孤立してしまう
・やる気が強すぎて他者への攻撃につながってしまう
・部下がイエスマンばかりで注意してもらえない
・本人も疲弊してしまう
・すべてのことを勝ち負けで捉える
・コントロールしすぎて、部下のやる気を損ねる
・過度に挑戦的になる
・否定的なフィードバックを軽視する、無視する
・自分と他者に非の打ちどころのないパフォーマンスを要求する
・他者の願望や目標を見ていない
・勝つことに捉われ、本質的なことを見失ってしまう
【5グループ・ディスカッション】思い込みや思考のクセ
さて、この「操作」傾向の方の思い込みや思考のクセはどんなものがあるでしょうか?
これを考えながら、どなたかを思い浮かべている方、ご自身の中にも存在してるものも感じていたようです。
・相手を否定
「あいつはだめだ」「あいつはバカだ」
・他者を信頼しない
・他者に評価されるのが恐いので人の話を聞かない
・自分の過去の成功体験にこだわる
・失敗を認めない
・自信マンマン
・結果がすべて
・自分本位の価値観
・すべての決定をする
・自分は完璧だ
・一番でなければ
・負けたものはクズだ(勝ち負けがすべて)
・リーダーになれねば、人生意味なし
・自分ができるのだから、皆できるはず
・オレは正しい
・人は無条件にリーダーに従うべきだ
【6.セミナー感想】
・自分一人では考えもしなかったことを、客観的に考えることができました。
特に自分自身も「操作」が強い人間だと改めて理解しました。
(40代 男性 経営者)
・人のことはよく見えますが、自分にもあてはまる部分があることに気がついた。
(30代 女性 管理職)
・誰もが人間として成長の過程にあるというこが良く分かりました。完璧な人はいませんよね!
自分の心の中にうまれる「恐れ」という感情に気づけるように内なる声に耳を傾けたいです。
(30代 女性 経営者)
・操作をする人として、具体的に皆さんから意見が上がりました。その内容が自分の性格とかぶる箇所も
あり、その辺りを改善しようと思いました。
(30代 男性 経営者)
・自分が周りからrespectされるリーダになっているか省みるいい機会になりました。
「操作」がすべて悪いとは思いませんが、自分本位で動くばかりにならないように務めようと思いました。
(30代 男性 経営者)クリエイティブリーダー道場
・色々な方と共有できたのは、とても役立ちます。
組織が違っても共通する部分は多いのだと気づかされます。
(30代 女性 管理職)